コラム
Column
2022年10月31日
11月、各地の神社・お寺では晴れ着姿の可愛らしい子供たちが目に留まりますね!!
昔は七歳までの子供の死亡率が高かったため、子供の健やかな成長を願い【七五三】の儀式が行われたようです。
【三歳(女児)】 髪置きの儀という
主に女児が行うが、古くは男児も行ったため、現在も行う場合もあります。
江戸時代は生後7日目で産毛をそり、三才まで坊主頭にしていました。乳児は病気にかかりやすく亡くなる子が多かったため、その予防として髪を剃っていたようです。この頃には体力もついてくるのでそれを終了しそれまで剃っていた髪を伸ばすようになりました。
【五歳(男児)】 袴の儀という
五才から袴を着用し始めました。
【七歳(女児)】 帯解き(紐解き)の儀という
女の子は付け紐のついた着物を日常着ていましたが、七才になったら卒業し大人と同じ帯を結んだ着物を着るようになりました。
千歳飴⇒江戸時代から始まり、当時は砂糖はとても貴重で高価なものだったので、お祝いの日に使用したと言われています。
飴とは⇒飴は引っ張ると伸びることから、健やかな成長と長寿を願ったようです。
11月15日の七五三にむけて、ミニ知識を載せてみました。ご参考になさってください。